「電動キックボードって、結局免許はいるの?いらないの?」
「法改正でルールが変わったとか聞いたけど、結局どうなったの?」
正直、今の日本のルールって複雑すぎて「なにがなんだか分からない!」ってなりませんか?
2023年7月の法改正以降、情報が錯綜していて混乱するのも無理はありません。
実は私も、この業界に入る前は今のあなたと同じでした。
「便利そうだけど、警察に捕まったら嫌だしな…」と、二の足を踏んでいたんです。

そうなんだよ。ネットで調べても『特定小型』だの『特例』だの、漢字ばっかりで頭痛くなるわ!結局、免許なしで乗っていいのかい?

おやっさん、その気持ち痛いほど分かります(笑)
結論から言うと、「乗っていいやつ」と「ダメなやつ」があるんです。ここを間違えると無免許運転で捕まっちゃうので、今日はそこだけバシッと整理しましょう!
この記事では、難しい法律用語はなるべく使わずに、
「で、自分はどれを買えばいいの?」という疑問にズバリお答えします。
読み終わる頃には、「なんだ、そういうことか!」とスッキリして、自分にぴったりの一台を選べるようになっているはずですよ。
結論:あなたに合うのはどっち?2つのタイプをざっくり解説
まずは結論から。
電動キックボードには、大きく分けて2つのタイプしかありません。
自分がどっちに当てはまるか、直感で選んでみてください。
- 【免許不要】特定小型(とくていこがた)タイプ
- 「近所のコンビニに行きたい」
- 「駅まで楽したい」
- 「免許を持っていない(または返納した)」
- → 16歳以上なら誰でも乗れる!
- 【免許必要】一般原付タイプ
- 「車と一緒に車道をガンガン走りたい」
- 「5km以上の通勤に使いたい」
- 「坂道も減速せずに登りたい」
- → 原付免許があれば乗れる!
要は、「手軽さ」を取るか、「パワー」を取るかです。
そうなんだよ。ネットで調べても『特定小型』だの『特例』だの、漢字ばっかりで頭痛くなるわ!結局、免許なしで乗っていいのかい?
【ちょっと待った!】ルールを知る前に、もっと大事な話
「よし、免許不要タイプを探そう!」と思ったあなた。
ストップです。一つだけ警告させてください。
今、ネット通販では「免許不要だけど、絶対に買ってはいけない地雷モデル」が大量に出回っています。
特に「10万円以下」の安物に手を出すと、法改正に対応していなくて警察に止められたり、故障しても修理できずに「高い粗大ゴミ」になるケースが後を絶ちません。
「安物買いの銭失い」になりたくない人は、ルールを学ぶのと同時に、この「警告レポート」だけは必ず読んでおいてください。
▼【警告】10万円以下の電動キックボードを買ってはいけない7つの理由
知らないと損!免許「必要」 vs 「不要」の違い一覧
「特定小型原付(免許不要)」と「一般原付(免許必要)」、具体的に何が違うの?
という点を、表にまとめました。
| 項目 | 免許不要(特定小型) | 免許必要(一般原付) | ぶっちゃけ解説 |
|---|---|---|---|
| 運転免許 | 不要 | 必要 | ここが最大の違い!特定小型は16歳以上ならOK。 |
| 最高速度 | 20km/h | 30km/h | 特定小型は自転車くらいのスピード感です。 |
| ヘルメット | 努力義務 | 義務 | 特定小型は「なるべく被ってね」ですが、安全のため被りましょう! |
| 走れる場所 | 車道・自転車道(歩道も条件付きで可) | 車道のみ | 特定小型の方が、走れる場所の自由度が高いです。 |
| ナンバー | 必要 | 必要 | どっちも役所で貰う必要があります(無料です)。 |
| 自賠責保険 | 必要 | 必要 | コンビニで入れます。これに入らないと捕まります。 |

なるほどな。免許がいらないタイプでも、ナンバープレートと保険は絶対なのか。自転車感覚で乗っちゃダメってことだな?

その通りです!そこを勘違いしている人が多いんですよね。
あくまで「バイクの一種」だということを忘れずに、ルールを守って乗れば、これほど便利な乗り物はありませんよ。
【深掘り】走れる場所はどう違う?

ここが結構大事なポイントです。
- 特定小型(免許不要):
基本は車道の左側ですが、「自転車レーン」も走れます。
さらに、時速6km以下(緑ランプ点滅)に切り替えれば、「歩道」も走れます。
(※ただし、歩道走行モードがない機種もあるので注意!)
- 一般原付(免許必要):
完全にバイクと同じ扱いなので、車道しか走れません。 渋滞しててもすり抜けは危険ですし、自転車レーンもNGです。
「家の近く、車道が狭くて怖いんだよな…」という人は、自転車レーンや歩道(モード切替時)に逃げられる「特定小型(免許不要)」の方が安心かもしれません。
あなたに合うのはどっち?ライフスタイル別・選び方ガイド

スペックだけ見てもピンと来ないと思うので、「こういう人はこっち!」という選び方をまとめました。
【免許不要】特定小型原付がおすすめな人
- 「免許がない、または返納した」
- 「駅までのラストワンマイル(数キロ)を楽したい」
- 「車道が怖いので、自転車道も走りたい」
- 「家族みんなでシェアしたい」(16歳以上なら誰でも乗れるので!)
【免許必要】一般原付がおすすめな人
- 「原付免許を持ってる」
- 「片道5km以上の通勤に使いたい」
- 「坂道が多いのでパワーが欲しい」
- 「30km/hで車の流れに乗りたい」
【2025年新】楽天で買える!プロおすすめの電動キックボード
「じゃあ具体的にどれが良いの?」という話ですよね。
怪しい中華製ではなく、日本で正規販売されていて、アフターサポートもしっかりしているモデルを厳選しました。
免許不要(特定小型原付)モデルのおすすめ
YADEA KS6 PRO
- どんなモデル?:
世界最大級のメーカーYADEAの主力機。タイヤが大きくてサスペンションも付いているので、ガタガタ道でも乗り心地が良いです。「迷ったらこれ」と言える優等生です。
- おすすめな人:
乗り心地重視の人。
E-KON City
- おすすめな人:
坂道がある人。スペック重視の人。
- どんなモデル?:
500Wというハイパワーモーターを積んだモンスターマシン。航続距離が80kmもあるので、充電は週1回でOK。「坂道がキツイ」「充電が面倒」という悩みを持つ人には最強の選択肢です。
- ※注意:
このモデルには「歩道走行モード(6km/h)」が付いていません。車道専用となるので注意してください。
免許必要(一般原付)モデルのおすすめ
BLAZE EV SCOOTER(ブレイズEVスクーター)
- どんなモデル?:
「立ち乗りは疲れる」という人向けの、座れる折りたたみスクーター。家庭用コンセントで充電できて、車にも積めます。キャンプ場とかで乗ると最高に楽しいですよ。
- おすすめな人:
座って移動したい人。遊びにも使いたい人。
よくある質問(FAQ)
- Q免許不要タイプは、16歳未満でも乗れますか?
- A
絶対にダメです。
「免許不要」=「年齢制限なし」ではありません。
16歳未満が運転すると法律違反になりますし、親御さんの責任も問われます。
- Q
- A
セブンイレブンやファミマなどのコンビニで即日入れます。
ナンバープレートを役所で貰ったその足でコンビニに行けば、5分くらいで手続き完了です。
- Qネットで安いのを買っても大丈夫?
- A
一番危ないパターンです。
Amazonなどで売っている格安品は、日本の法律(保安基準)を守っていない違法車両が混ざっています。
「公道走行不可」と小さく書いてあることも…。
必ず日本のメーカーが販売している「保安基準適合品」を選んでください。
まとめ:正しい知識で、安全・快適な電動キックボードライフを!

今回は「免許がいるの?いらないの?」という疑問について解説しました。
- 「特定小型(免許不要)」は16歳以上なら誰でも乗れる手軽さが魅力!
- 「一般原付(免許必要)」はパワーとスピードが魅力!
- どっちもナンバーと保険は必須!
- ネットの安物は違法車両のリスクがあるから注意!
【重要】ルールを守る以前に、その車体は安全ですか?
ここまでルールについてお話ししましたが、最後にプロとして本音のアドバイスを一つだけ。
いくらあなたが交通ルールを完璧に守っていても、乗っている車体自体が「危険な安物」だったら、事故は防げません。
特に、最近ネットでよく見る「10万円以下の格安モデル」には、スペック表には書かれていない致命的な欠点(ブレーキが効かない、タイヤが滑るなど)が潜んでいます。
「知らずに買って後悔したくない」という方は、購入ボタンを押す前に、必ず以下の記事を読んでください。







