電動キックボードに乗りながら、Googleマップでナビを使いたい。
そう思ってスマホホルダーを探している方、少し待ってください。
「自転車用でいいや」と安易に選ぶと、高価なスマートフォンのカメラが故障する可能性があります。
え、どういうこと？ 自転車と同じじゃないの？
違います。
電動キックボードは、モデルによってはサスペンションがなかったり、タイヤが硬い「ノーパンクタイヤ」だったりするため、自転車とは比較にならないほど細かく強い「振動」が発生します。
この振動が、スマホの「カメラ手ぶれ補正機能」を物理的に破壊してしまうんです。
この記事では、当ブログ（eKick研究所）が、電動キックボードやバイクユーザーの「リアルな評判」 を徹底調査。
スマホを「落とさない」固定力はもちろん、カメラを「壊さない」振動吸収（防振）性能 に優れた、本当に信頼できるスマホホルダーだけを厳選して紹介します。
失敗しない！電動キックボード用スマホホルダーの選び方
「安物買いの銭失い」にならないために、最低限「これだけは確認してほしい」というポイントは2つだけです。
1. 「固定力」：ネジ式・クランプ式を選ぶ
電動キックボードの振動は強力です。
シリコンバンドだけで固定する簡易的なタイプは避け、ハンドルバーにネジでガッチリと固定する「クランプ式」を選びましょう。
また、スマホを固定するアームは、四隅をしっかり掴む「グリップ式（クイックホールドなど）」が、走行中の脱落リスクが最も低く安心です。
2. 「防振性」：振動吸収ダンパー搭載モデルを選ぶ
これが最も重要です。
スマホのカメラ故障 を防ぐため、「振動吸収」 や「防振」、「アンチバイブレーション」 と記載のある、専用のダンパー機構を搭載したモデルを選びましょう。
【2025年最新】振動に強い！電動キックボードおすすめスマホホルダー7選
調査した結果、やはり「バイク用」として販売されている高機能モデルが、電動キックボードの強い振動にも耐えうるという評価 を得ていました。
【防振性能 重視】（3選）
1. SP Connect（エスピーコネクト） MOTO MOUNT PRO
「防振性能ならこれ」と多くのレビューでトップ評価 を受けているのが「SP Connect」です。
標準で振動を軽減する機能がついており、さらに別売の「アンチバイブレーションモジュール」 を追加することで、振動を強力に抑制します。（上記はアンチバイブレーションモジュール付の3点セット）
スマホを90度ひねるだけで固定できる手軽さと、林道を走ってもビクともしない安定感 が魅力です。
2. Kaedear（カエディア） Airアブソーバー KDR-M11CPJ
「Kaedear（カエディア）」は、日本メーカーならではの品質と高いコストパフォーマンスで人気です。
「Airアブソーバー」 という独自開発のエアサスペンション機構により、振動を大幅に軽減します。
「ワンタッチでがっちりホールドして非常に使いやすい」 という口コミ 通り、使いやすさと防振性 の両方を求める人におすすめです。
3. RIDEZ（ライズ） DEF-BM7
「RIDEZ」も、振動吸収ダンパー とIP67の防水性能 を備えた高機能モデルです。
レビューでも「高いコストパフォーマンスと安定性が評価されてい」 る通り、4,000円台という価格で防振と防水 を両立しているのが強みです。
【バランス・コスパ重視】（4選）
4. Kaedear（カエディア） クイックホールド ビートル
防振機能は上位モデルに譲りますが、「片手で瞬時に脱着できる」 手軽さが人気のモデルです。
スマホを押し込むだけで固定 でき、「扱いやすく、多少衝撃あってもまず落ちることもない」 とホールド感の評価も高いです。
街乗りメインで、防振性よりも「使いやすさ」を重視する人に向いています。
5. Lamicall（ラミコール） バイク スマホホルダー
Amazonなどで非常に人気が高い定番モデルです。
「四隅のシリコンパッドが振動や衝撃からスマホを保護します」 と謳っており、振動を吸収する仕組みも備えています。
レビューでは「振動で緩みにくい」 という声と、「段差の衝撃で少しズレた」 という声が混在しており、強力な防振性よりは「固定力と価格のバランス」を重視するモデルと言えます。
6. Tiakia バイク スマホホルダー
こちらもAmazonなどで人気の高コスパモデルです。
ネジ式のクランプでハンドルバーにしっかり固定でき、四隅をがっちりホールドするアーム で安定感に優れています。
明確な「防振ダンパー」は搭載していませんが、その「固定力（ホールド感）」 によって、「振動はあるが、スマホが落ちる心配はない」という評価を得ています。
7. エンデュランス（ENDURANCE） スマホホルダーセット
ワンアクションでスマホを着脱できる手軽さが魅力のモデルです。
「固定ロック内側にラバーがあり、バイク特有の振動を効果的に軽減する設計」 となっており、防振性にも配慮されています。
よくある質問（FAQ）
- Q電動キックボードに、自転車用の安いホルダーを使ってもいいですか？
- A
おすすめしません。
電動キックボード（特にノーパンクタイヤのモデル）の振動は、自転車の比ではありません。
走行中にスマホが落下して破損したり、カメラの手ぶれ補正機能が故障 したりするリスクが非常に高いです。
- Qスマホケースは外さないとダメですか？
- A
モデルによります。
今回紹介した「Kaedear」 や「Tiakia」 などのグリップ式ホルダーは、厚さ15mm程度 までのケースなら、装着したままホールドできるものが多いです。
「SP Connect」 は専用ケースが必要です。
- Q
- A
はい、今回紹介したモデルの多くは、工具不要、または付属の六角レンチ だけで簡単に取り付け可能です。
まとめ：スマホホルダーは「防振ダンパー」搭載モデルを選ぼう
電動キックボードのスマホホルダー選びで失敗しないためには、価格の安さで選ばず、「振動」からスマホを守れるかを最優先にすべきです。
- 最優先で選ぶべき:
「SP Connect」 や「Kaedear Airアブソーバー」 など、専用の「防振ダンパー」 を搭載したモデル。 - 次点で選ぶべき:
「Lamicall」 や「Tiakia」 など、固定力（ホールド感）のレビュー評価が非常に高いモデル。
スマホホルダーは、あなたの高価なスマートフォンを守る「保険」です。
安心してナビを活用するために、信頼できるモデルを選びましょう。
