EVEREST XING CITYとは?電動キックボード専門サイトが注目する理由

電動キックボード専門の当サイトですが、2025年8月に予約販売が開始されたEVEREST XING CITYには特別な注目を寄せています。
「誰でも乗れる便利な乗り物」をコンセプトに開発されたこの特定原付電動サイクルは、従来の電動キックボードとは一線を画する自転車型フレームを採用し、業界最高クラスの登坂性能を実現した画期的なモデルです。
基本スペック概要
項目 | 仕様 |
---|---|
製品名 | EVEREST XING CITY |
区分 | 特定小型原動機付自転車 |
価格 | 198,000円(税込) |
モーター | 定格500W/最大1,100W |
バッテリー | 48V・13.2Ah リチウムイオン |
航続距離 | 約60km |
最大登坂能力 | 勾配約51% |
最高速度 | 20km/h(車道)/6km/h(歩道) |
車両重量 | 25kg |
適応身長 | 150cm以上 |
性能等確認制度 | JATA-0150適合 |

「特定原付」って普通の電動キックボードとどう違うの?

特定原付は2023年7月に新設された区分で、16歳以上なら免許不要、ヘルメット着用も努力義務。車道20km/h、歩道6km/hで走行できる便利な乗り物です。従来の原付バイクより手軽に乗れるのが最大の魅力ですね。
購入者の口コミ・評判
EVEREST XING CITYは予約販売が開始されたばかりのため、2025年8月現在、ECサイトなどで一般購入者による十分なレビューはまだ集まっていません。
しかし、その圧倒的な登坂性能のスペックから、「他社の電動キックボードでは登れなかった坂道を走破したい」「体重が重くてもパワフルに走行したい」といったユーザーの期待が寄せられています。

体重が重い人でも大丈夫?

はい。最大積載量は100kgで設計されており、最大1,100Wのパワフルなモーターにより、重量のあるユーザーでも力強い走行が期待できます。
専門レビューサイト「ゆんとも」さんの評価

特定小型原付を専門に扱うレビューサイト「ゆんとも」さんでは、何十台もの試乗経験を持つ専門家が以下のように高く評価しています。
「坂道でもまったく減速することなく、グイグイ登れます。今、最大出力500W規格の他社の特定小型原付を乗っているのですが、そのモデルと比較すると、『予想していた以上のパワーで、すげぇわ…』と驚愕させられました。」
EVEREST XING CITYの詳細解説

圧倒的パワーの秘密

EVEREST XING CITYが他社製品を圧倒する理由は、その技術仕様にあります。
パワーの源泉
- 業界最高クラスのモーター性能
定格出力は特定原付の上限である500W、さらに瞬間的なパワーを生み出す最大出力は1,100Wに達します。 - 48Vバッテリー×500Wモーターの組み合わせ
高電圧の48Vバッテリーを採用することで、モーターの性能を最大限に引き出します。 - 最大登坂能力51%の実現
実際のテスト動画では、勾配38%の坂道を体重80kgの男性が時速17-18kmで走破する様子が確認されており、これは業界でも類を見ない性能です。


勾配51%ってどのくらい急な坂?

勾配51%は、水平距離100mに対して51m上がる計算で、角度にすると約27度です。一般的な住宅街の急坂が10〜15%程度なので、かなり急な坂道でも問題なく登れることになります。
自転車型フレームの利点

EVEREST XING CITYは従来の電動キックボードとは異なる自転車型フレームを採用しています。
フレームの利点
- チェーンレス設計
スカートやワイドパンツでも服が巻き込まれる心配がなく、メンテナンスの手間もかかりません。 - 高い安定性
25kgの車体重量と20インチの大型タイヤが、安定した走行感を生み出します。 - 快適装備
高密度スポンジサドルや人間工学に基づいたハンドル、標準装備の前かごなどが快適な移動をサポートします。
バッテリー性能と実用性
大容量バッテリー(48V・13.2Ah)を搭載し、一充電での航続距離は約60km。
充電時間は約6時間で、バッテリーは取り外して室内で充電可能です。
通勤・通学・買い物などの日常使いで十分な性能を発揮します。
防水・耐久性能

IPX6等級の優れた防水性能を備え、急な雨でも安心して使用できます。
また、シェアリングサービスで求められるレベルの耐久性も確保しています。
メリット・デメリット分析
メリット
EVEREST XING CITYのメリット

- 業界屈指のパワー性能
最大出力1,100Wによる力強い加速と、勾配51%という圧倒的な登坂能力が最大の魅力です。 - 長距離走行対応
約60kmの航続距離を誇り、バッテリーも取り外して充電できるため利便性が高いです。 - 快適性重視の設計
自転車型フレームと20インチタイヤによる安定感、チェーンレス構造による手軽さが特徴です。 - 法規適合・安全性
性能等確認制度に適合した国土交通省認証済みの車両で、16歳以上なら免許不要で乗ることができます。

普通の電動アシスト自転車と比べてどう?

電動アシスト自転車はペダルを漕ぐ必要がありますが、EVEREST XING CITYはスロットル操作のみで進む完全電動なので一切漕ぐ必要がありません。坂道でも疲れることなく、買い物帰りの荷物が重くても楽々移動できますよ。
デメリット
EVEREST XING CITYのデメリット

- 初期投資が高額
本体価格198,000円は特定原付としては高価格帯です。別途、保険やナンバー登録費用も必要です。 - 物理的な制約
車両重量が25kgあり、折りたたみもできないため、持ち運びや保管場所の確保には工夫が必要です。 - 硬めの乗り心地
サスペンションがないため、タイヤが硬く路面からの振動をダイレクトに感じやすい側面があります。 - アクセサリーの追加購入
ミラーやスマートフォンホルダーなど、快適性を高めるためのアクセサリーは別途購入・取り付けが必要です。
想定されるユーザー像
おすすめできるユーザー
こんな方におすすめ

- 坂道の多い地域に住む方
勾配の激しい住宅地や山間部にお住まいで、他社製品の登坂力に不満を感じていた方。 - 通勤・通学で日常的に使う方
片道15km以上の距離を楽に移動したいと考えており、駐輪場を確保できる方。 - 体力に自信がない・楽をしたい方
ペダルを漕ぐこと自体が負担に感じる方や、とにかく楽に移動したい方。 - 新しいモノやガジェットが好きな方
電動モビリティの最先端技術を体験したい、高性能な乗り物に価値を見出す方。
おすすめできないユーザー
こんな方には不向きかも

- 購入予算を抑えたい方
初期費用を10万円以下に抑えたい場合、より安価な他のモデルが選択肢になります。 - 保管場所に制約がある方
折りたたみできないため、駐輪スペースや盗難対策が難しい環境の方。 - ごく短距離の移動がメインの方
数キロ程度の平坦な道の移動が主であれば、オーバースペックとなりコストパフォーマンスが悪く感じる可能性があります。
よくある質問(FAQ)
- Q免許は本当に不要?
- A
はい、16歳以上であれば運転免許証は不要です。
ただし、自賠責保険への加入とナンバープレートの取得は法律で義務付けられています。
- Qヘルメットは絶対に必要?
- A
法律上は努力義務ですが、安全のため着用を強く推奨します。
万一の事故の際、頭部を保護することは極めて重要です。
- Q雨の日も乗れる?
- A
IPX6等級の防水性能により雨天走行は可能ですが、路面が滑りやすくなるため、晴天時よりも慎重な運転が求められます。
- Q充電はどこでできる?
- A
バッテリーが取り外し可能なため、車両を屋外に置いたままバッテリーだけを室内に持ち込み、家庭用コンセントで充電できます。

維持費はどのくらいかかるの?

年間の維持費は、軽自動車税が2,000円、自賠責保険料が約7,000円程度で、合計約9,000円が目安です。電気代は1回のフル充電で約35円程度なので、ガソリン車に比べて大幅に経済的です。
- Qアフターサービスは?
- A
メーカーによる購入後1年間の保証が付帯します。
また、提携修理拠点でのサポートも利用可能です。
- Q他社製品との最大の違いは?
- A
やはり最大勾配51%を謳う圧倒的な登坂性能と、自転車型フレームによる安定性です。
従来のキックボード型では体験できないパワフルで快適な走行を提供します。
まとめ:EVEREST XING CITYは「買い」か?
EVEREST XING CITYは、特定小型原動機付自転車の新たな可能性を示す革新的な製品です。
特に評価すべきポイントは、業界最高クラスの登坂性能、完全電動による疲労感のない移動、約60kmの実用的な航続距離、そして自転車型フレームによる高い安定性です。
価格は198,000円(税込)と決して安くはありませんが、その性能と利便性を考慮すれば、坂道の多さに悩むユーザーや、長距離を楽に移動したいユーザーにとっては十分に価値のある投資といえるでしょう。

結局、買う価値はある?

坂道での快適性、長距離移動、完全電動の利便性を重視するなら間違いなく「買い」です。ただし、平坦な道での短距離利用がメインなら、もう少し安価なモデルでも十分かもしれません。ご自身の主な用途に合わせて検討することをおすすめします。