「電動キックボードを買ったけど、ヘルメットって必ず被らないとダメ?」
「スマホでナビを見たいけど、振動で落ちないホルダーはどれ?」
2023年7月の法改正により「特定小型原付(免許不要)」モデルが普及したことで、電動キックボードはより身近な乗り物になりました。
しかし、本体を買っただけで満足してはいけません。
安全かつ快適に走るためには、揃えておくと安心な「基本のアイテム」が存在します。

特定小型原付は、時速20kmで公道を走る立派な車両です。
自転車感覚で乗っていると、転倒時のケガや、高額な車体の盗難といったトラブルに巻き込まれるリスクがあります。まず最初に揃えるなら、間違いなくこの3つです!
- ① 街乗りに馴染む「帽子型ヘルメット」
- ② 振動に強い「四隅固定スマホホルダー」
- ③ 切断に強い「頑丈な鍵(U字・多関節ロック)」
この記事では、専門的な視点から実用性を精査し、用途別に本当に役立つと判断したアクセサリーをご紹介します!
【安全】努力義務でも浮かない!「帽子型ヘルメット」

2026年現在、特定小型原付に乗る際のヘルメット着用は「努力義務」です。
着用していなくても直ちに罰則はありませんが、万が一の転倒時に頭部を守るために着用を強く推奨します。

でも、私服で乗るのにガチガチのスポーツ用ヘルメットはダサくて抵抗があります…

その気持ち、よく分かります!だからこそ今は、パッと見は普通の帽子にしか見えない『キャップ型』や『バケットハット型』のヘルメットが非常に人気を集めているんです。
おすすめ:街乗りに馴染む「帽子型ヘルメット」
内側のハードプロテクターを布製のカバーで覆ったタイプです。
これなら通勤のスーツや休日の私服でも違和感が少なく被れます。
- 選ぶポイント:
自分の頭囲(サイズ)に合っているか確認し、SGマークやCE規格など「安全基準の表示」が商品ページでしっかり確認できるものを選びましょう。
【快適】段差の振動でも安心!「スマホホルダー」

初めて行く場所への移動で、スマホの地図アプリ(ナビ)は便利です。
しかし、電動キックボードのタイヤは自転車よりも小さいため、アスファルトの継ぎ目や段差の振動がダイレクトにハンドルに伝わりやすい特徴があります。
挟むだけの簡易的なホルダーだと、走行中の衝撃でスマホが外れ、画面の破損につながることがあります。
おすすめ:四隅をガッチリ固定&振動吸収モデル
電動キックボードには、スマホの四隅を物理的にホールドし、さらに「振動吸収ダンパー」が付いているバイク仕様などの頑丈なホルダーが適しています。
- 選ぶポイント:
四角固定タイプであること、自分のスマホサイズ(ケース込み)に対応していること。
【防犯】10万円の愛車を守る!「強固なロック(鍵)」
電動キックボードの大きな弱点は「軽くて持ち去られやすいこと」です。
10万円〜15万円もする高級な特定小型原付モデルを駐輪する際、短時間で破られるリスクがあるため、安価な細いワイヤーロックのみで済ませるのは避けた方が無難です。
おすすめ:切断に強い「U字ロック」+「多関節ロック」

長時間の駐輪時には、大型のカッターでも切断しにくい「極太のU字ロック」や、折りたたみ式で頑丈な「多関節ロック(ブレードロック)」を利用し、地球ロック(ガードレール等の固定物と一緒に繋ぐこと)をするのが基本として意識したい防犯方法です。
- プロのワンポイント:
短時間の駐輪なら頑丈なロック1本、長時間の駐輪なら「U字ロック+チェーンロック」の組み合わせ(ダブルロック)にするなど、状況に応じた使い分けをおすすめします。
「まだ本体選びで迷っている…」
という方はこちら!

あると便利な「推奨アイテム」

必須ではありませんが、これがあると移動やメンテナンスの快適さが格段に上がるアイテムです。
電動空気入れ(エアタイヤモデルの場合)
SWALLOW ZERO9 Lite【※現在取扱停止中】などの「エアタイヤ」を履いているモデルは、自転車と同じく空気圧の管理が必須です。
ボタン一つで指定の空気圧まで自動で入る「モバイル電動ポンプ」を持っておくと、手動で空気を入れる手間が省けます。
防水フロントバッグ(収納スペース確保)
キックボードにはカゴがありません。
充電器、ちょっとした買い物、予備のロックなどを入れるために、ハンドルポストに取り付けられるハードシェルの防水バッグがあると非常に便利です。
【重要】購入前に知っておくべき法規制(2026年最新)
アクセサリーを取り付ける際、あるいは走行時に注意すべきルールを再確認しておきましょう。
- 保安部品を隠さないこと:
前照灯(ヘッドライト)、尾灯、最高速度表示灯(緑のランプ)などをバッグやステッカーで隠してしまうと、整備不良となり法令違反となります。 - 走行中のスマホ操作は厳禁:
スマホホルダーに固定していても、走行中に画面を見続けたり操作したりするのは危険であり、法令違反(ながら運転)となります。確認や操作は必ず安全な場所に停止してから行ってください。 - 自賠責保険は加入必須:
アクセサリーではありませんが、公道を走るための絶対条件です。未加入での走行は処罰の対象となります。
まとめ:車体価格の「1割」は装備品に投資しよう
電動キックボードを安全に、そして長く楽しむためには、初期費用として「車体価格の約1割(1万円〜1.5万円程度)」を安全装備や防犯グッズに投資するのが賢い目安です。
- 帽子型ヘルメット:
万が一の事故時のリスクを軽減する。 - 頑丈なスマホホルダー:
走行中の落下によるスマホの破損を防ぐ。 - 強固な鍵(U字ロック等):
10万円以上の愛車を盗難から守る。
これらを最初に揃えておくことで、トラブルの多くを未然に防ぎやすくなります。
お気に入りの車体に頼れるアクセサリーを装備して、快適な電動キックボードライフを楽しんでください!
この記事を書いた人:エキマル
現役のシステムエンジニア。電動キックボードの専門ブログ『eKick研究所』等を運営。メーカー公式情報や公的機関の一次情報を精査し、安全で快適なモビリティ選びとメンテナンス情報を発信しています。




