こんにちは!電動キックボード専門ブログ「eKick研究所」の運営者、エキマルです。
2025年現在、電動キックボードは「特定小型原付」の普及により、私たちの移動手段として急速に身近な存在になりました。
しかし、購入を検討する多くの方が直面する最大の壁、それが「坂道」です。

電動キックボードって、本当に坂道を登れるの?家の周りは坂だらけで、もし途中で止まったら…と思うと不安で。

そのお気持ち、痛いほどわかります!実際、パワー不足のモデルでは坂の途中で失速し、結局押して歩く…なんてことも。ですが、ご安心ください。最近のハイパワーモデルは、私たちが想像する以上に強力です。
電動キックボードの購入動機が「坂道対策」であるならば、選ぶべきモデルは限られてきます。
中途半端なパワーのモデルを選んで「こんなはずじゃなかった」と後悔する前に、本気で坂道を登れる「本物」を知る必要があります。
この記事では、2025年11月6日現在、日本国内で正規販売されており、特に「坂道性能」において最強クラスと名高い3大ブランド「YADEA」「COSWHEEL」「EVEREST」のハイパワーモデルを徹底的に比較。
公称スペックだけでなく、ユーザーのリアルな「実走データ」やレビュー(口コミ)に基づき、どのモデルが本当に日本の急坂を制覇できるのかを明らかにします。
あなたのライフスタイルに革命を起こす「坂道最強」の一台を見つける旅に、一緒に出かけましょう!
坂道性能を決める「3つの鍵」とは?
まず、なぜモデルによって坂道を登れたり登れなかったりするのか。
その違いを生む「3つの鍵」を簡単に解説します。

やっぱり値段が高いほうがパワフルなんですか?

一概にそうとも言えませんが、パワーは価格に直結しやすい要素です。重要なのは『何がそのパワーを生み出しているか』です。主にこの3点に注目してください。
- モーター出力(定格W数と最大W数)
- 定格出力: 安定して出し続けられるパワー。特定小型原付は600W以下、原付一種は500W~1000Wなど様々です。
- 最大出力(ピークパワー): 瞬間的に出せる最大のパワー。坂道をグッと登る「踏ん張り」は、この最大出力が重要になります。
- 登坂能力(「度」と「%」)
- メーカーが公式に発表している「登れる坂の限界」を示す数値です。
- 「度(°)」: 坂の角度(例:15°)。
- 「%(パーセント)」: 水平に100m進んだ時に何m上がるか(例:20%)。
- 目安: 15° ≒ 約26.8%、20% ≒ 約11.3°。一般的に「急坂」と呼ばれるのは10% (約5.7°)以上です。数値が大きいほど強力です。
- バッテリー電圧(V)
- 見落とされがちですが、非常に重要です。電圧が高いほど、モーターに送る力が強くなり、トルク(タイヤを回す力)が太くなります。一般的なモデルが36Vなのに対し、ハイパワーモデルは48V以上を採用していることが多いです。
この3点を踏まえ、いよいよ最強決定戦のエントリーモデル3台をご紹介します。
【坂道最強決定戦】エントリーモデル3選 (2025/11/6時点)

2025年11月6日現在、楽天アフィリエイトで購入可能、かつ「坂道性能」を強みとする正規販売モデルとして、以下の3台を選出しました。
| モデル名 | YADEA KS5 PRO | COSWHEEL MIRAI T Lite | EVEREST XING EX15 PRO |
|---|---|---|---|
| 区分 | 原付一種 (免許・ヘルメット必須) | 特定小型原付 (免許不要・ヘルメット努力義務) | 特定小型原付 (免許不要・ヘルメット努力義務) |
| モーター (定格) | 500W | 500W | 600W (特定小型で最大) |
| モーター (最大) | 公式サイトに記載なし | 公式サイトに記載なし | 1000W (公式発表) |
| バッテリー電圧 | 36V | 48V | 48V |
| 公称 登坂能力 | 15度 (約26.8%) | 公式サイトに記載なし | 47% (約25.2度) |
| 実走データ (目安) | 4度の坂(約7%)を18km/hで走行 | 6度の坂(約10.5%)を18km/hで走行 | 31%の坂(約17度)を20km/hで維持 |
| 価格帯 (税込) | 約182,600円 | 約151,800円 | 約151,800円 |
| 楽天レビュー評価 | ごく少数 ※2025/11/6時点 | ★4.33 (3件) ※2025/11/6時点 | ★4.02 (45件) ※2025/11/6時点 |

おお…!EVERESTの最大出力が1000W(公式)とはっきりしましたね。COSWHEELは登坂能力をあえて非公開にしているんですね。

その通りです。スペックだけ見るとEVERESTが圧勝に見えますが、YADEAは『原付一種』ならではの速度維持能力があり、COSWHEELは『実走レビュー』での評価と実用性(サドル)が非常に高いんです。一台ずつ、深く掘り下げていきましょう。
【原付一種の安定感】YADEA KS5 PRO
世界最大の電動モビリティメーカー「YADEA」が日本市場向けに投入した原付一種モデルです。
特定小型原付ではありませんが、その分、法定速度30km/h(道路標識による)までの走行が可能で、坂道でも速度が落ちにくいのが特徴です。
該当製品の説明
YADEA KS5 PROは、定格500Wのモーターを搭載し、公称登坂能力は15度(約26.8%)という高いスペックを誇ります。
これは、一般的な特定小型原付(10度前後)を大きく凌駕する数値です。
最大(ピーク)出力は公式サイトに記載がありませんが、定格500Wでも原付一種の速度域で坂に進入できるため、パワフルな走行が可能です。
原付一種のため免許とヘルメットが必須ですが、「特定小型の時速20km/hでは物足りない」「車と同じ流れでパワフルに走りたい」というニーズに完璧に応えます。
大容量バッテリーによる最大60kmの航続距離も魅力です。
実際のレビュー(楽天から引用)
YADEA KS5 PROは楽天市場での取り扱いがありますが、2025年11月6日現在、本体に関するレビュー件数は非常に少ない状態です。
パワフル
原付バイクからの乗り換えです。
充分パワフルで、スピードも30キロ以上でるので満足です。
出典:住設クリックス楽天市場店
※レビュー件数が少ないため、他の実走レビューも参考にします。
- 「4度の坂(約7%)を18km/hで全然スムーズに登れた」(YouTube実走動画より)
- 「緩やかな坂道とはいえ、スポーツモード全開なら時速30kmをキープして登り切れた」(レビューサイトより)
メリット・デメリット
- メリット:
- 速度維持能力: 原付一種(法定速度30km/h)のため、坂道でもパワーが落ちにくく、速度を維持したまま登坂しやすい。
- 高い登坂スペック: 公称15度(26.8%)は、特定小型の最強クラスに匹敵します。
- 走行安定性: 世界No.1メーカーのノウハウが詰まった車体は剛性が高く、高速走行でも安定しています。
- デメリット:
- 免許・ヘルメット必須: 原付一種のため、免許携帯とヘルメット着用が「義務」です。
- 36Vバッテリー: EVERESTやCOSWHEELの48Vと比べると電圧が低く、瞬間的なトルク(踏ん張り)では不利になる可能性があります。
- 最大出力が非公開: ピークパワーが不明なため、48Vモデルとの純粋なトルク比較が困難です。
想定ユーザー像
- 原付免許(または普通自動車免許)を持っている方。
- ヘルメット着用に抵抗がない方。
- 「時速20km/h制限」では物足りず、車道の流れに乗ってキビキビ走りたい方。
- 坂道だけでなく、平地での速度も重視する方。
【実走性能と実用性No.1】COSWHEEL MIRAI T Lite
日本国内で電動モビリティを展開するAcalie社(COSWHEELブランド)の、2025年最新モデルです。
特定小型原付として免許不要でありながら、定格500Wのハイパワーモーターと48Vバッテリーを搭載。
さらに「サドル(椅子)」を標準装備し、立ち乗り・座り乗りの2WAYが可能な実用性で爆発的な人気を誇ります。
該当製品の説明
COSWHEEL MIRAI T Liteは、公称の登坂能力(角度や%)および最大出力を公式サイト上で公開していません。
しかし、特定小型原付としては強力な定格500Wモーターと、高トルクを生み出す48Vバッテリーを搭載しています。
スペック表の数値よりも「実際に日本の坂を登れるか」を重視した設計思想が伺えます。
前後サスペンション、10インチタイヤ、着脱可能なバッテリーなど、実用装備が満載で、「坂道も登れて、普段使いも快適」という最もバランスの取れた一台です。
実際のレビュー(楽天から引用)
Acalie楽天市場店には、2025年モデルを購入したユーザーからのリアルな「坂道」に関するレビューが集まっています。
(2025/11/6時点で件数は少数ですが、実用性を評価する声があります)
満足
駐車場から家まで坂道で 仕事後は 辛かったけど 今は 楽してます。
出典:Acalie楽天市場店
満足度90% 2台目の購入…
(前略)ちょっとした坂道も余裕で登ります。楽天のセールで安く買えたので十分満足。(後略)
出典:Acalie楽天市場店
※実走レビューも非常に優秀です。
- 「勾配6度(約10.5%)の坂を時速18km/hで登れた」(YouTube実走動画より)
- 「(神戸大学の)急な坂道でもスピードは12km/hに落ちるが、安定して登り切れた。これなら大体の坂は登れる」(YouTube実走動画より)
メリット・デメリット
- メリット:
- 高い実走登坂力: 公称値はないものの、500Wモーターと48Vバッテリーの組み合わせで、実走レビューでの評価が非常に高いです。
- 免許不要: 特定小型原付なので、16歳以上なら免許不要で乗れます(ヘルメットは努力義務)。
- 2WAY(サドル付き): 立ち乗り・座り乗りが選べ、長距離移動や坂道での安定性が増します。
- 充実装備: バッテリー着脱式、前後サスペンション、大径タイヤなど、普段使いの快適性が抜群です。
- デメリット:
- 公称スペックの不在: 「登坂能力〇〇%」や「最大出力〇〇W」という明確な数値がないため、他機種とのスペック比較がしにくいです。
- 車体重量: サドルや大容量バッテリーを搭載するため、車体重量が約22kgとやや重めです。
想定ユーザー像
- 免許不要(特定小型)のモデルが欲しい方。
- スペックの数値よりも、実際のユーザー評価や実用性(サドル、バッテリー着脱)を重視する方。
- 「家の近所のあの坂さえ登れれば良い」という具体的な悩みを解決したい方。
【特定小型の“頂”】EVEREST XING EX15 PRO
「エベレスト」の名を冠する、Acalie社のハイエンドブランド「EVEREST XING」。
その名の通り、登坂性能の頂点を目指したモデルがEX15 PROです。
特定小型原付の規格上限である定格600Wモーターを日本で初めて搭載し、スペック上は最強の登坂能力を誇ります。
該当製品の説明
EVEREST XING EX15 PROは、まさに「坂道特化型」マシンです。
定格600Wの最強モーターと48Vバッテリーを組み合わせ、最大出力は1000W(公式発表)に達します。
これにより、公称登坂能力は47%(約25.2度)という驚異的な数値を叩き出しています。
これは免許不要の特定小型原付の枠内で実現している点で、他のモデルを圧倒しています。
さらに、下り坂で速度が出過ぎないよう自動でブレーキ制御する機能も搭載し、上りも下りも安全に配慮されています。
実際のレビュー(楽天から引用)
Acalie楽天市場店には、その圧倒的なパワーに驚く声と、一方でシビアな意見も寄せられており、忖度なくご紹介します。
(2025/11/6時点で45件のレビューがあります)
すごい
動画などで紹介されているとおり、パワーは充分で加速・登坂能力はすごいです。
加速度は低めに設定しないと加速力がありすぎるくらいです。(後略)
出典:Acalie楽天市場店
パワフル!
走行性能的には完全に満足。
登坂能力もカタログ通り。写真の激坂(最大勾配31%らしい)も20キロ毎時を維持して走りました。ビックリ。。
出典:Acalie楽天市場店
最高のトルク
トルクにびっくり 電動キックボード2台と電動バイク2台所有してますが最高のトルクです坂道も全然行けます(後略)
出典:Acalie楽天市場店
絶対に買わない方がいい。
評価は信用ならない。
配線もボロボロ、坂道は全然登らない。記載との重量が異なる、初期傷がかなり多いなど問題が多数ありました。
出典:Acalie楽天市場店

これがE-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)に基づくリアルな情報です。EX15 PROは圧倒的多数の高評価(★5)が集まる一方で、初期不良や期待値が高すぎた故の厳しい意見(★1)も存在します。しかし、実走レビュー(YouTube)や他の多くのレビューでは、体重64kgの男性が急坂を12-13km/hで登り切るなど、そのパワーは本物と判断できます。
メリット・デメリット
- メリット:
- 最強の登坂スペック: 特定小型原付として「定格600W」「最大1000W」「登坂47%」は、2025年現在で最強のスペックです。
- 実走でも証明されたパワー: レビューでも「31%の坂を20km/h維持」など、公称値に偽りのない実力が報告されています。
- 下り坂の安全性: 速度自動コントロール機能により、下り坂での暴走を防ぎます。
- 免許不要: これだけのパワーがありながら特定小型原付です。
- デメリット:
- 乗り心地: ノーパンクタイヤを採用しているため、パンクの心配がない代わりに、路面の振動が伝わりやすいという意見があります。(前後サスペンションで緩和はされています)
- 個体差の懸念: 低評価レビューにあるような初期不良や個体差のリスクは、ゼロではないようです。(これはAcalie社のサポート体制でカバーされます)
想定ユーザー像
- 免許不要(特定小型)の中で、とにかく一番パワフルなモデルが欲しい方。
- 「公称スペック」を重視し、数値的な裏付けが欲しい方。
- 家の周りに「激坂」があり、COSWHEEL MIRAI T Lite (500W)でも不安が残る方。
- Bling-Bang-Bang-Born 歌詞の意味
- 多少の振動よりも、パンクしない信頼性を重視する方。
徹底比較まとめ:あなたに最適な「坂道最強」モデルは?

3台のスペックと特徴を比較してきましたが、それぞれに強みがあります。
あなたのニーズに合うのはどのモデルでしょうか?

うーん、どれも強力で悩ましいですね…。エキマルさんなら、どう選びますか?

良い質問ですね。私なら、『免許の有無』と『坂以外の実用性』で判断します。
決定戦の総括
- 免許があり、速度も求める → YADEA KS5 PRO
原付一種のパワーで、坂道でも速度が落ちにくい(30km/hキープも可能)。坂道だけでなく、平地の走行性能も妥協したくない人向け。ただしヘルメット必須です。
- 免許不要で、快適性と実用性のバランス重視 → COSWHEEL MIRAI T Lite
「坂道も登れる」実力を持ちながら、「サドル付き」「バッテリー着脱可」という普段使いの快適性が最強です。公称スペック値にこだわらず、リアルな使い勝手を求める人向け。
- 免許不要で、スペックと登坂力だけを追求 → EVEREST XING EX15 PRO
「特定小型原付」の枠内で最強の「最大1000W」「登坂47%」を誇ります。「激坂」を確実にクリアしたい、パワーこそが正義、という人向け。
あなたの生活圏にある「坂」がどの程度のものか。
そして、あなたがキックボードに「坂道性能」以外に何を求めるのか。
この記事が、あなたの「究極の選択」の助けになれば幸いです。
FAQ(よくある質問)
- Q体重が重いと、坂道は登れなくなりますか?
- A
はい、登坂能力に大きく影響します。
メーカーの公称スペックは、多くの場合体重60kg〜75kgのライダーを想定しています。
体重が80kg、90kgと重くなるにつれて、登れる角度は浅くなり、速度も低下します。
もしご自身の体重が重め(例: 80kg以上)である場合、今回ご紹介したようなハイパワーモデル(特にEVEREST EX15 PRO)を選ぶことを強く推奨します。
- Q特定小型原付の「定格600W / 最大1000W」と原付一種の「定格500W」は、どっちがパワフルなの?
- A
(エキマル): 非常に難しい質問ですが、「瞬間的な坂を登る力(トルク)」は、EVEREST EX15 PRO(最大1000W/48V)が上と考えられます。
- EVEREST EX15 PRO (特定小型 600W/1000W): 48Vバッテリーと最大1000Wの力で、ゼロ発進や急坂での「踏ん張り」に優れます。
- YADEA KS5 PRO (原付一種 500W): 36Vですが、法定速度が30km/hのため、ある程度の速度(例: 20km/h以上)を維持したまま坂に突入でき、その勢いで登り切る「速度維持能力」に優れます。
- Q楽天のレビューで「坂を登らない」と書いてあるのが不安です。
- A
レビューは個人の主観や使用環境(坂の角度、体重、バッテリー残量)に大きく左右されます。
EVEREST EX15 PROの例のように、「31%の坂を登った」というレビューの直後に「坂を登らない」というレビューがある場合、後者は「期待したほどのパワーではなかった」という主観か、初期不良の可能性が考えられます。
複数のレビューや実走動画を総合的に見て判断することが重要です。
まとめ
2025年現在、「電動キックボードで坂道を登る」ことは、もはや夢ではありません。
適切なモデルを選びさえすれば、あなたの行動範囲は劇的に広がります。
- 原付一種の安定感を求めるなら「YADEA KS5 PRO」
- 免許不要と実用性のバランスを求めるなら「COSWHEEL MIRAI T Lite」
- 免許不要で最強のスペックを求めるなら「EVEREST XING EX15 PRO」
あなたのライフスタイルと、目の前にある「坂」に最適な一台を選び、快適な電動モビリティライフを手に入れてください。
この記事では坂道性能に特化して比較しましたが、実際のモデル選びは重量や航続距離、価格など、総合的なバランスが重要です。
坂道に強い高性能モデルも含め、当サイトが総合力で厳選した最新のランキングはこちらです。



